よくある離婚・男女問題についてのお悩み
- 離婚したら、配偶者名義の財産がどれくらい自分のものになるのか知りたい。
- 配偶者の不倫が原因で離婚するので、慰謝料を請求したい。
- 別居中の妻が子どもに会わせてくれない。
離婚問題は十人十色ですが、最初は依頼者もしくは相手方が非常に感情的になりやすい紛争です。しかし、特にお子様がいらっしゃる場合は、夫婦関係が終わった後も、元配偶者との間に一定の信頼関係を築いていかないと面会交流が実際に出来ない等の支障が生じてしまいます。弁護士にご相談いただければ、第三者の立場から冷静に相手方と交渉できます。最終的には調停で和解して終了できるケースがほとんどです。また、納得できる財産分与を受けたい場合は、早期に弁護士に相談していただき証拠を収集することが重要です。
離婚・男女問題について弁護士に相談するメリット
当事者のみより冷静に話し合いができ、前向きな解決につながる
離婚問題は、感情面で対立するほど話がこじれ、前向きな解決が遠のきます。弁護士にご相談いただければ、依頼主の代理人として相手方と交渉したり、客観的な目線からアドバイスしたりといったサポートが可能なので、双方が納得できる解決につながります。
離婚後も一定の信頼関係を築ける
離婚しても親子関係は一生続きます。お子様との関係を良好に保つためには、配偶者とは一定の信頼関係を築いた形で解決しておきたいところです。当初は相手方が「子どもに会わせない」と主張していても、弁護士立会いの下で面会が可能になるケースもあります。
子どもに関する相談事例
ご相談内容

別居中の妻が、子どもに会わせてくれない。
この事例のポイント/解決策
相手方から不信感を持たれて当事者だけで会うことが難しい場合、相手方の弁護士と協力しながら、時間をかけて状況改善を目指します。まずは弁護士事務所等にお子様をお連れいただき、弁護士立会いの下、短時間の面会を行ないます。そして面会の回数を重ねることで信頼関係を回復し、最終的には当事者だけで会っていただくようになります。

ワンポイントアドバイス
離婚問題を扱う弁護士であれば、「面会交流は子どもの生育に望ましい」という共通の理解があるため、相手方の弁護士とのスムーズな連携が期待できます。
お金に関する相談事例
ご相談内容

離婚にあたって財産分与を受けたいが、相手の財産の内容・金額を把握できない。
この事例のポイント/解決策
相手方の財産を把握するためには、できれば同居している段階から証拠収集しておくことが望ましいと言えます。隠されやすい代表的な財産は、預金や有価証券です。銀行や証券会社から届く郵便物等を保管しておきます。財産分与の交渉を行なう際、相手が財産隠しをしていても、証拠があれば隠していた口座の情報を開示させることができます。

ワンポイントアドバイス
財産分与の割合は、「双方に2分の1ずつ」が原則です。また、財産分与は離婚後でも請求可能ですが、離婚成立から2年経過すると時効により請求できなくなります。お気をつけ下さい。
弁護士からのメッセージ
近年、「子どもの独立や自分の退職を機に妻に離婚を切り出された」という男性からのご相談が増えています。妻にとってはじっくり考えて出した結論でも夫にとっては寝耳に水で、すぐには離婚を受け入れ難いものです。このように夫婦間の温度差がある熟年離婚の場合は、性急な解決を目指さず、交渉・調停を通じて相手方の主張や依頼者自身の気持ちをじっくり整理していただいております。